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ボレー・ストローク 2021/04/18
ボレーの練習とかで皆さんよくやっていますが、これも試合にはあまり役に立ちません。 何故かというと試合中に、相手がボレーヤーに向けて
打ってくることなどほぼ無いですね。 ダブルスでもシングルスでも相手は、ボレーヤーから遠いスペースに打ってくることが普通。 頭を越すとかも
あり、なるべくボレーヤーには触らせたくない。 にも拘わらず練習と称して、ボレーヤーに向けて打つことはつまり、試合で起こり得ない状況の練習を
していることになります。
昔から言われていますがボレーは、正面のボールが一番難しい。 上体をよける必要が生ずるからです。 更に、試合ならボレーヤーは、相手のフォームで
コースの予測が可能でクロス、ストレート(サイド)の準備をすることができますが、ボレー・ストロークの場合は真正面なのか、フォア側なのかバック側なのかの
予測はつきません。 難しい状態に加え更に、ボレーヤー目がけて力いっぱい打ってくる人もおり、
ボレーの練習処の話ではなくなってしまいます。
プロの試合前の練習に似た状況がありますが多分、フォア、バックを指定して打っていると思いますよ。
ストロークの打球をボレーする練習をしたいのなら、ポーチボレーの練習をすべき。 試合に役立つことは請け合います、疲れますけど。
試合の一部を再現することが 練習 ですので、意味のある練習、試合に役立つ練習を考えてみて下さい。
時間が無い 2020/10/
ボレーが他のショットと最も異なる点は、考えている時間が無いこと。 そこそこ速い打球をボレーする場合、相手が打った瞬間から自分に到達する
までの時間は多分0.2〜0.3秒。 ほぼ条件反射で動かざるを得ない。 クセが最も出易いショット
ラケットを引いているヒマも本来は無い。 打球のコースの予測ができていたとしても限度があり、引くと打点が遅れる可能性が高くなる。
ボレーのフォームを固めるには素振りしか方法は無く、無意識に正しく体が動く状態にしなくては上達はない。
グリップチェンジ その2 2020/12/07
ボレー1グリップ(コンチ)の打ち方を修正しようとするとまず、グリップチェンジを習得する必要がある。 しないと楽な打点では打てない。
(レディポジション)→グリップチェンジの習得→ボレーフォーム及び打点の修正 の順。 グリップチェンジをすることが大前提で先人の知恵。
グリップチェンジが出来ないなら先には進めず、ボレーの修正はできない。
グリップチェンジは、ボレーもストロークもテニスの基礎なので、基礎に戻ることが必要。 冷たい言い方なんですがこれが現実。
スイングボレーの致命的欠陥 2020/10/15
コンチネンタルで握るボレーは、ラケットを引き、前に振り出すスイングボレーになるが、致命的な問題がある。 それは、アングルボレー、ドロップボレーが
非常に苦手で打ち難くなること。 特にドロップボレーはスイングボレーでは不可になり、ドロップ用の動作に変えると、相手に読まれる可能性が高い。
ローボレーができれば良い・では話にならず、ハイ、ミドル、アングル、ドロップ、ロブの全てをフォア、バックで打てることが重要で、その為に先人は
グリップチェンジを生みだした。 何故、日本のコーチは無視するのだろうか。 不思議でならない。
ボレーの基本はグリップチェンジを入れたブロックボレーであり、スイングボレーでは先がない。
ボレーはコンチネンタル? 2020/2/19
1年位前のあるテニス雑誌に掲題のタイトル。 冗談じゃない、バカも休み休み言ってくれ。 これ程ひどい内容はない。 ダメな理由は山ほどある。
一番の問題は打点が下がってしまうこと。 特にバックが打ち難くなる。
コンチネンタルで安定して打てるのはローボレーだけ。 ミドルとかハイボレーはグリップチェンジをしないと、手首操作をしたりスイングせざるを得なくなる。
手首を痛める危険性があり、力を入れ難い。エルボになるかも。
多分、グリップチェンジできない人が書いた記事と思うが、編集者は疑問に思わないのだろうか・・不思議でしょうがない。 昔のテニス雑誌はレベルが
高かったが、今のテニス雑誌はほんとに最悪。 信用するとテニスは下手になる。 良い記事も多いと思うが、悪い記事の質がとにかく悪過ぎるので、
他の記事全てが信用を失う。
適正な用具 2016/06/22
説明が難しいのですが、張っているストリングが緩いと、ブロックボレーの習得は困難になります。過去の経験ですが、
張り替え営業中にある女性から、ボレーの見本を見たいと言われ、女性のラケットを借りてボレーしたところ、ゲッ!重い(心の中で)・・
数打で腕がパンパンになりました。これは振らんと無理・・ かなり緩いテンションで張っているラケットです。
緩いとスイングせざるを得ない状況になりますので、ボレーを何とかしたいとお考えの方は、適正なテンションで張り直すことも
検討した方が良いかも。ポリよりナイロンが向きます。
それにより他のショットが打ち難くなっても困るのですが、ボレーを優先するなら検討する価値はあります。
私事ですが、現在85インチ(350g)で練習をしています。ストローク主体の練習ですので、面の小さいことでの問題は
ほとんど感じないのですが、ボレーは難しくなるだろう・・の不安はありました。 事実、ミスも増えた記憶があります。しかし、現状はボレーに
支障は感じません。
思い起こせば、昔のウッドラケットは70インチほどでしたので、それから比べれば85インチはまだ大きい。 本来は問題ないはずと信じて素振り、練習。
ミスが増えた原因は面が小さい不安からくる力みと、ストロークに偏った練習の為にボレー練習が不足し、フォームがズレていただけのよう。
やはり、素振りで定期にフォームをチェックしないと忘れますね。
面が大きいから変なフォームでも打ててしまう。 用具のせいで正しいフォームが身に付かない・もありそうですので一度、用具を見直してみては
如何でしょうか。思うに現代人のボレーの質は、ウッド時代より低下しているような気がしますよ。
本文 ボレー
前移動 2011/03/06
正しいボレーを打つ為に、まずやるべきことは何をさて置いても「前移動」。 前に移動しつつボレーをする感覚。 ボールを飛ばすエネルギーはこの
前移動とストリングの反発から生まれる。 遠い打球を飛びついたときの方が良いボレーが出来る・のはそうした理由。
困るのが真正面の打球で、打球が向かってくると、ほとんどの方はその場に止まりボールを待ってしまう。 正面であっても横向き姿勢で前に出るクセを
付けて欲しい。
前移動が不足の場合は強いボレーが出来ない。 強く打とうとすると、ラケットを引き振り出すスイングボレーになる。 スイングボレーで覚えてしまうと、
応用としてのドロップ、アングルボレーの習得が困難になる。 前移動以外にもチェックポイントは多いが、とにかく前方向に動くことが大前提です。
コック (シェイクハンドグリップ) 2010/10/22

上画像の持ち方をコックと言う。 前腕の延長線上から概ね45°ラケットトップを上げた状態。 相手と握手する状態に似ているので、シェイクハンドグリップ
とも言う。
硬式テニスでは基礎中の基礎と言える持ち方でボレーだけでなく、サービス、ストロークのスライス等で必ず用いる持ち方。 以下にご紹介した画像でも判るが、
フォア、バック共コックせずにボレーしているプロは存在しない。
基本的にアンダースピンのショットには必ず必要な持ち方なのだが、ところがアマチュアで守っている方は少ない。 ドライブの持ち方でボレーする方も存在する。
持ち方が間違っていたら、いくら他が良くてもボレーは安定して打てない。
上画像はコンチネンタルグリップだがボレーは、このコックの状態でグリップチェンジを行いつつ打つ。 前、高い打点ならイースタン。 低い、振り遅れ気味なら
コンチネンタルより薄く持つ場合も当然ある。 全てコックした形を守りつつ行うことが硬式テニスのボレーの常識で基礎。 (ドライブボレーは別にして)
この持ち方は一見、力を入れ握っているように見えるかも知れないが、実際手の平は触っている程度の力加減。 硬式テニスをするなら必須の持ち方である
ことは、プロの色々な画像を見れば判る。 ストロークのドライブ、スピン及びドライブボレー以外のショットは、全てこのコックで持つことが必要。
見本その2 女性+1(1987年 テニスクラシック別冊より)
(最近のテニス雑誌は、ボレー見本になる連続写真が見当たらない・・止む無く古い写真です)
以下二人の女性もラケットの位置、前移動等基本に忠実で、下のサーブ&ボレーの名手エドバーグ選手と変わらない。 肩は横を向きラケットは常に顔の
前にあり、打点も体正面。 肩と腕は90°より開くことは無く、必ず前移動しインパクト。
アングルかドロップボレーの様な印象だが、インパクトまでのフォームは各選手非常に似ている。 ミスしたくてもミスにならない打ち方。
ボレーの際の前移動は、ストロークのスタンス同様、大変重要な意味を持つ。 前移動するから腕は不要なスイングをせずに済む。 前移動が無いと、必ず
ラケットを引いて振り出すスイングボレーになってしまう。
PASCATE PARADIS (フランス パラディス選手)


BARBARA SUE
GERKEN (USA ガーケン選手)


STEFAN EDBERG(スエーデン エドバーグ選手)


コンチネンタル? 2010/09/21
ボレーはコンチネンタル・・と冗談のようなコメントがネットの書き込みに多い。それは打点が後になり、力が入り難く強いボレーが打てない。
するとどうしても引いて振り出すスイングボレーになり易く、すると更に打点が遅れ打ちにくい・の悪循環。
コンチネンタルでボレーということは、グリップチェンジはしないという意味になる。 それは穿った見方をすると、グリップチェンジが出来ないから
コンチネンタルで打たざるを得ない・・の最悪の状態を示している。 コンチネンタルでボレーを覚えてしまうと、ローボレーがなんとかこなせる程度で、
上達の見込みは限りなくゼロに近い。
ボレーのポイント 2010/09/21
ボレーを覚えたいなら、四の五の言わずに下の写真を真似して素振りして・と言いたい。 その方が間違いなく覚えるのは早い。ポイントは多くないが、
時間的余裕が無い状況でのボレーのはずで、徹底するのも大変。
1.コック 腕(前腕)とラケットがL字の関係を言う。ボレーの球種は原則スライスであるため、コックが必要。 写真でラケットが、
ボールの上から下に抜ける様子がスライスである証拠。
2.横向き 横向きの目的は、肩を後に置くこと。すると腕、手が前になり力が入れ易くなる。
3.グリップチェンジ 前の打点で打つにはフォア、バック共イースタンが望ましい。 打点が低い場合はコンチネンタル寄りに薄くなる。
4.前移動 打球の深さを決めるのは、前移動の距離で調整する。良いボレーはゆっくり押す印象が強い。慌ててバタバタするようでは既に無理。
下の写真には問題もある。それは構え〜横向きまでの写真が無いこと。 その間でグリップチェンジも行うが、どの様にするかは練習しながら
皆さんで考えてみて下さい。
見本 2010/06/21(1987テニスクラシック別冊より)
Pat cash パット キャッシュ選手 撮影方向は正面 やや古い画像だが見本としては申し分ない。
グリップチェンジを終了し肩を横に向けただけでラケットを引く様子は無い。 そのまま前移動でインパクト。非常に綺麗な見本。 グリップはイースタン程で
コック。


これもキャッシュ選手のバックボレー。 1は横を向いただけで、ラケットの位置は体の前。引く様子はない。 やや遠いボールのためほぼ真横に移動して
打っているが、もう少し近いボールなら斜め前移動で打っているはず。 左手の使い方も正に基本通り。


基本的なボレーとは2008/02/06
ひと口にボレーと言っても色々な打ち方があるが、レッスンの様子を遠目から見ていると、スイングボレー(ラケットを引き、振り出す)が多い様にも感じる
(雑誌の解説も同ボレーが多い)。 しかしスイングボレーはボレー全体の一部分にしか過ぎず、他にもアングルボレー、ドロップボレー等あり、それら全てを
こなすにはブロックボレーの習得も必要となる。
ボレーの基本はブロックボレーであり、試合で使う機会もスイングボレーよりは多いため重要なショットと言える。
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ボレーボレー 2013/12/
皆さんが良く行う練習で何となくテニスした気分になるので楽しいが、初心者は正しいボレーは習得できない。 ほとんどの方はグリップチェンジ無視、
引いて振り出すいわゆる手打ちのスイングボレーに。 それで固まると大変ですよ。
ボレーボレーは反復練習の最たるもので、同じ動作を繰り返すことでフォーム(形)を覚えることが目的。 従って、レッスンでのボレーボレーには
決まりごとがある。
@グリップチェンジのやり方を理解し、反復練習をしておくこと
Aフォアもしくはバックの正しい打点、フォームが概ね理解でき動けること。この為には素振りが必須
Bフォアもしくはバックのどちらかに限定して行うこと
Cゆっくりした打球で打ち易い高さで行うこと
その条件下でマンツーマンで数を打ち、フォームを固めることが目的。フォア、バック無関係にランダムに打ったり、甘い打球を決めることではない。
打ったらすぐにレディポジションに戻し再び、ショルダーターン(グリップチェンジ)前移動、ボレー、レディポジション・・を繰り返す。
それらをミドル、ハイ、ローボレー個別に行うことがよい。
ダブルス想定しての平行陣ボレーボレーは、試合にはまったく役に立たない。 そもそも試合の勝ちパターンを無視しており、負けパターン練習のようにみえる。
バックボレー 2013/12/13
1ハンドでバックボレーを覚えたいと生徒。 ボレーに特化した訳ではないが打点、グリップから始まり、コック、サムアップ、グリップチェンジ、フォーム、
動きを教え、素振りのポイントを伝え・・3〜4レッスンで掛けた時間は延べ2時間程。
手出しでのボレーだが、見本にとっておきたいような綺麗な1ハンドのバックボレーになった。 女性だから・・の不安は不要だったのは収穫。
バックストロークは2ハンドが多く、その流れなら2ハンドのバックボレーがスムーズと考えていたが、本人の希望を優先させる方が上達に繋がる。
改めて先人の知恵、工夫には驚かされる。
グリップチェンジ 2012/03/23
グリップチェンジと言うと、フォアとバックの切り替えがまず思い浮かぶがそれはほんの一部。 掲題の文字を見たのは多分35年程前のテニス雑誌。
うろ覚えだが、テニスは「全てのショットでグリップを変えながら打つ」との記述。 球種で変えることは当然だが、「打点の違いでもグリップを変えることで
安定して打つことが可能」と記憶している。
(サービスは主に球種で変えるが)ストローク、ボレー、スマッシュ練習でグリップチェンジを実践し、確かに理屈に合うことを実感し基本と理解してきた。
勿論、グリップチェンジもやり方があり、それを反復練習し覚えなくては不可能だが、コンチネンタル1グリップとは比較にならないほど安定し、体の負担も
少なく強打ができることは明らか。
しかし知恵袋の回答には「ボレーはコンチ1グリップ」が圧倒的多数を占め、コンチで教えるコーチも存在するようで、指導者のレベルが低いことがこの
非合理なボレーが広まった理由。
ストロークのフォアとバックで行うグリップチェンジですらコンチ1グリップのボレーでは行わないことになるが、その不自然さを疑問に思わないアマチュアにも
問題がある。 ハイボレーとローボレーを1グリップで打つ矛盾は、どんな屁理屈をこねても解説は無理。 只、コンチ1グリップ・・は、複雑な動作を
教える必要がないので言う方は楽。
ボレーでグリップチェンジをしない理由の多くは“間に合わない”だが、正しく覚えれば十分に間に合いおつりがくる。 逆に、コンチ1グリップの方が確実に
時間が掛かり、打ち難い、腕の負担も高い。